第75回カンヌ映画祭2冠「ベイビー・ブローカー」
第75回カンヌ映画祭2冠「ベイビー・ブローカー」
赤ちゃんポストへ子供を置くシーンから映画は始まります。この映画は、家族の在り方について、多くの問いを投げかけます。母親を知らない子供、復縁したい父親、そして赤ちゃんを育てることができない家族。登場人物たちがそれぞれの状況に向き合い、自分たちの人生を切り開いていく姿勢には感動を覚えます。
是枝裕和監督の映像を楽しむことができます。
後半のトンネル内の暗闇での会話、部屋の明かりを消し、イ・ジウンによる言葉
「生まれてきてくれて、ありがとう」は心に残ります。
人生における家族(仲間)という空間スペースがひとつではないことを考えさせられました。
詳細は、こちらでお楽しみください。