副鼻腔炎手術 術後2日目(その2)
朝の回診にて、残りのガーゼを抜いてもらいました。ずるずる〜と結構な量のガーゼを鼻から抜いてもらいスッキリとしました。
その後の処置が痛いのなんのって。体験ブログでは、ガーゼ抜きが痛いと書かれていましたのでヒヤヒヤしてましたが、そこは殆ど痛みはありません。
傷跡は癒着しやすいので薬を挟んだりされてたようです。吸引機でズルズルと吸い取られる間の痛みがひどく、終わった後は鼻がジンジンとしています。
血圧が上がるような運動は2週間禁止とのこと。それ以外にも長風呂、飲酒も禁止らしいです。ジムでのトレーニングも禁止ですね。
前頭洞の癒着は、どうするんでしょうね・・
調べてみたところ前頭洞単洞化手術を私は受けてないので、自然に任せるんでしょうね
今度先生に聞いてみます。
私の手術名:「両内視鏡下副鼻腔手術4型 + 鼻中隔矯正術 + 両内視鏡下副鼻腔手術1型」です。
手術翌日
朝食
昨日の夜がお粥。もちろん昨日は全く食べられず。今朝からは普通のご飯、「いやいや昨日の夜吐いてるから無理だろう」と・・
ご飯には手をつけず、おかずのみ完食しました。
診察
朝イチ8時15分からの診察。先生って、早朝、深夜大変だなと感じます。
診察室で、ガーゼ半分とチューブを抜いてもらいました。鼻の中を吸引してもらい、スースーと鼻でも息ができ、ちょっとした感激です!
綿球を詰められ、その爽快感も束の間でしたが、鼻ガーゼもなくなり、昨日よりは断然暮らしやすくなります。
先生からは鼻の中はポリープがいっぱい、額のところもポリープでぶよぶよだったと説明を受けました。
どうやってポリープ取ってくれたんでしょうね。不思議です。
額の部分は前頭洞と言います。人によって空間の広さは違うみたいで私の場合は狭いようです。
術後の説明にて、治る段階で、そこが閉じてしまうこともあるとのこと。この先の治療も辛そうです。
綿球の取り替えは2〜3時間に1回となりました。昨晩に比べ格段に少なくなっています。
午前10時ごろから止血剤の点滴で午後には終わる予定でしたが、夕方ぐらいまでかかりました。どうやら本を読んだりPCのキーを打ったりしてたことで点滴が落ちる速度が遅くなったみたいです。
この人は?だれ
点滴を止めているテープのところに人がいます。
この人は誰なんでしょうと看護師さんに聞いたところ
「?」の返事でした(笑)
手術当日
私の手術開始は11時30分予定。前日、0時から食事は禁止。8時から飲み物禁止。
「8時までは水分ガブガブ飲めますよ〜」とのことで、喉をカラカラにする心配なしと安心してました。
朝から看護師さんより安静時血液検査のオーダーを言われ、7時過ぎからベッド上で安静とのことで飲み物禁止、結局、飲めずに手術に臨むこととなりました。
手術室へは車椅子で入り、名前と病名の確認。
低反発ウレタンの沈み込むようなベッドに寝たら、心電図の装置、酸素マスク、点滴をつけられて
「眠くなりますよ。最初、腕が熱くなります」と声をかけられて落ちました。
目が覚めたのは18時頃、約6時間ほどの手術時間で、目が覚めた時には暑さと脂汗で気分がイマイチでしたが、意識ははっきりとしてました。
なぜか涙目で手で涙を拭ってました。
鼻には綿球の上にガーゼが貼り付けあり、犬のシェパードみたいに鼻先に何かブラ下げている感じです。
鼻からの出血で、すぐにガーゼは真っ赤に。その度に看護師さんを呼ぶのが気の毒でした。
病室へ戻ってくるまでの意識はなくて、病室で約3時間の安静時間が過ぎると尿を取る管が取れスッキリするかと思っていた。
気持ち悪いものですね。外す時も、その後しばらくも股間は気持ち悪かったです。
外していただいて、トイレまで歩いた帰りに気持ち悪くなりダウン・・
結局、夜中に吐きました。二日酔いなのか車酔いみたいな感じで気持ち悪く、胃の中には何も無いんですが、胃のなかに落ちた血を吐いたみたいです。
他の方のブログを読むと飲み込まず出されているみたいでしたが、私の先生や看護師さんからは指示が無くて、なるべく飲み込まないようにしていたのですが、吐き気どめの注射を打ってもらって眠れるようになりました。
熱は、37.8度
慢性副鼻腔炎による入院初日
経緯からの入院
もう5,6年になるだろうか。年に3〜4回は、鼻かぜからの蓄膿症で抗生剤を毎回処方されるような日々を暮らしてました。
2022年暮れに、やっとと言って良いだろう。
重い腰をあげて町医者から紹介されて大きな病院を訪問。
CT検査の結果、篩骨洞が真っ白(腫れている)、それ以外の部分は黒くて、好酸球性副鼻腔炎の症状に当てはまるとのこと。
血液中の好酸球の値も高く、後は、鼻茸のなかの好酸球値が高ければ確定診断という状況だった。
病理検査の結果、好酸球の値がそこまで高く無く、鼻うがいにて様子見となった。
鼻うがいの効果は凄いと感じた。わずかながら臭いがする・・・
と喜んでいたが、年明けの寒い時期に風邪をひき臭い消失。
2023年3月の再診にて手術へ踏み切ることとなった。
連休明けの入院
2023年連休を明けた5月8日大学病院へ入院。
耳鼻科病棟はベッドが満床のようで他の病棟へ入院。病室は9階で眺めは最高に良かった。
大部屋と言えども4人部屋で、いまのところ快適に暮らしている。